日々 ガラス とか。。

見たり、買ったり、作ったり、壊れたり。。あれこれ

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LOVE注射器

子供の頃、よく高熱をだしては、ご近所のモリグチ先生のところで診てもらったものだった。
ぶっとい静脈注射をしてもらう間、先生や母や看護婦さんが次々に
「すぐ終わるよ」「もうちょっと我慢だよ」「いい子だね」「は~い終わったよ、エライネ」
なんてちやほやしてくれるし、帰り際には我慢のご褒美だよってお注射の空き箱をくれるものだから、
病気も苦ではなかった。
それどころか、大柄で白髪混じりの太い眉と口髭がふさふさとしていて、
ぎょろ目でとても威厳のある風貌のモリグチ先生が、愛想を振りまいてくれるものだから、
私はなんだか自分は特別な子なんだと思ったくらいだ。
(その頃から私の勘違い人生が始まっていたのかもね。。)


な~んて、遠い日を思い出しちゃったよ。チョビちゃん!

チョビちゃんの先生は美人でうら若い獣医先生だ。
(お顔画像は絶対ダメだそう。。)
腎臓肝臓膀胱あれこれ参っているチョビちゃんは
頻繁に皮下補液をしてもらうのだけど、
先生はこのでかい注射器で短時間に水分を体内に注入する。

201101311007000.jpg


「センセーチョビちゃんにラブチューニューだね!」って言ったら、
「笑わせないでくださいよー。力がはいらなくなりまよー」だって。。

それから先生は「そうだ、この注射器作れませんか~?ガラスですよ!」
っておっしゃるけど、私に作れるワケないでしょっ。
聞けばこの注射器は1本4.000円以上するんだそうで、
「だから、何かのはずみに割ると泣けちゃいます」だって。

そう聞いてじっくり注射器をみると、実に精巧にできていて、
どう作られているのかとても不思議。

そうこうするうちにラブを注入されたチョビちゃんは、じっと私を見つめる。
16歳になる爺さま犬だけど、目つきがどんどんあどけなくなってきて、
愛おしくなってくるんだよね。


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  1. 2011/04/27(水) 19:19:59|
  2. ガラスを発見
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窓辺にガラスを飾る幸せ

ブログを読み泳いでいるうちに出会った一枚の画像。
大きな窓ガラスがあって、木枠の何段かに置かれた色とりどりのガラスの器たち。。
それらのガラス越しに、茂る緑の葉や日差しが風に揺らいでいるのが見えて。。。
左半分の画像の外の景色は桜の盛りで、同じようにガラスが飾ってあって、
ガラス越しに、アメリカのどこかの季節を写している画像だった。

その画像を見て、私は不覚にも号泣してしまった。
実際地震で壊れたガラスなど無いのだけれど、失った日常は言葉にできないくらい大きい。
窓辺にガラスを飾る日常を失うって、こんなにも悲しいことだったんだ。

4月7日の深夜の余震。
余震と言うにはあまりに激しい揺れだったし、
家人は留守で一人で居たこともあり、
寝入ったばかりでもあったし、
とにかく私は激しく動揺して悲鳴をあげ、泣いてしまって、
心が折れてしまった。
そう簡単に元の暮らしに戻るとは思うなよ!と頭を押さえつけられてしまったようで、
以来気持ちが立ち上がらない。

今まで求めていたことも、これからのキラキラも、
全てが空しく思える。
ずっとダンボールに詰め込んだままのガラスたちを取り出すことも怖くてできない。
朝、服を着替えるのも、億劫だ。
私を元気にしてくれる色は見つからない。
押し寄せてくるだろう不況の嵐に立ち向かう気力もない。
時間が静かに頭上を過ぎていって欲しいと思うから、
寝てばかりいる。

窓辺にガラスを置飾るささやかな幸せが欲しいだけ。

大丈夫。鬱病にはならない。
食欲はあるもの(笑)




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  1. 2011/04/21(木) 15:01:16|
  2. ガラスノホカ
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ガラスをつくらなきゃ。。

金曜日、郊外の秋保温泉に立ち寄った。
近くにわんこを送るはずが、飼い主さんとすれ違い。
時間を潰すためだったのだけど、
なんと!共同浴場は私一人貸し切り状態。
広い浴槽にゆったり浸かって熱い湯に身体をほぐしながら、
こんなにゆったりするのは3週間振りだと気がつく。
並ばない者の先に道は開けるのだよ(笑)

デパ地上はまだだけど、デパ地下やお花屋さんが再開したと聞き、
ちょっと買い物へ。
倒れたテレビの下で亡くなったわんちゃんにお悔やみの花を届けよう。
普段はあまり買わない洋菓子だけど、堪らなく甘いものが食べたくなったので、
スタッフ達とお茶用にロールケーキを求める。
かかりつけのお医者さんは「今、贅沢をしなさい」と言っていた。
「今疲れが出る頃、ちょっと贅沢や娯楽を自分に許してあげて、
また日常に戻りなさい。先は長いんだから」って。
そう、みんな疲れている。
甘い生クリームに苺、熱いお紅茶が、こんなに美味しいとは思わなかった。

買い物の帰り道、クロスロードギャラリーさんに寄ってみた。
作家さんたちから送られてきた作品を義捐金に変えて送るのだそう。
オーナーの黒須さんに、被災し両親を亡くした子供達に、
ガラスを作って送りたいという思い付きを聞いてもらった。
まだ時間はあるから、先は長いから、焦らないで!と助言をいただき、嬉しかった。
今判明しただけでも60人以上の子供達が、この地震で両親を失っているそうだ。
その子供たちの手の中に納まる大きさ(誤飲しない程度の大きさは必要)で
移動の邪魔にならないもの、
かざしてきれいと思えるもの、
そんなガラスを作り溜めることにした。
よろしかったら、このブログを読んでいただいている皆さんもご協力お願いいたします。


昨日、突然の来訪者に「あの節はありがとうございます」とご挨拶をいただき、
菓子折りを差し出されたけれど、どなたか分らない。
しばらく話をしていたら、震災の翌朝大量に炊いたお粥を道行く人にプチ炊き出しをしたのだけど、
それのお礼だと分った。
もう私ぼけちゃったかと大笑い。
あんなこともこんなことも、こうして忘れてしまうのかしら。
それはそれでかまわないけれど、今辛いのは、これからへの不安や
怒りが心を占める時。
kurumiさんのブログには美しいフロリダの海が載っていて、
景色はまるで天国のようだったけど、見ていて私は急に悲しくなってしまった。
この海も放射能に汚染された海も続いているのに、汚してしまった私達。
世界の海の動物植物や海に生きる人たちに、ごめんなさいと心から謝りたい。
勿論私が原子力発電を作ったわけではないけれど、
政治や環境問題を真剣に考えず、疑問を糾さず、利権を追う者達を野放しにしていた
小さな諦めが大きな災害を招いたのだ。

ぼんやりはしていられない、しなければいけないことは山ほどある。
と、またまた殴り書きでごめんなさい。
とにかく、ガラス再開です。
子供達のために。



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  1. 2011/04/03(日) 13:53:18|
  2. ガラスを作る
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Author:kuroihitomi
ミーハーな性格と衝動的行動。
ヤブニラミでガラスを追いかける記。











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