東京3日目。
帰仙の前に、欲しかったガラスを探しに、田端のグラストレックさんへお寄りした。
店長さんににこやかに「お久し振り」と迎えられしばし歓談。
98のガラスを中心にいろいろ求め、すべて送ってもらうことに。
ついでに自分の荷物も同梱してもらい、ラクチン♪
そこに根津の友人よりtel有り、日暮里で落ち合うことに。
日暮里で友人を待ちながら、街並の看板を見ていたら、
あっ!nidoさんがある!しっかり場所をインプットし谷中散歩に出かけた。
(私は地図女で、地図を頭に入れると何処にでもいけるのだ)
まずは腹ごしらえ。
友人のオススメのお寿司屋さんで、ちらし寿司をいただく。
これが、江戸前のちらしで見た目も彩り豊かで絶品だった。
自家製のでんぶもしっとり甘く、口の中で酢飯と合って美味しかった。

さて、谷中は猫の町だそうで、商店街のいたるところに猫のオブジェや
猫のお店がある。
そんな楽しい商店街を突っ切って、右に曲がったところにnidoさんがあるはずと探すと、
nidoさんは路地の奥に、すぐ見つかった。
nidoさんは以前hpを見てから気になっていたところ。
nidoさんのHP友人も私もpopなガラスたちに歓声を上げながらしばし工房兼店舗を拝見。
みずみずしい感性に触れて、清清しい気分になった。
体験もできるそうなので、いつかまたお邪魔したいな。。
喉が渇いて入ったケーキ屋さんのがようしさんが、また良かった。
壁面いっぱいに木のボールが転がる遊具があって、
歓声上げながら遊ばせてもらい、お茶しながらいただいたケーキも美味しかった。
あとでレシートを見たらこんなことが書いてあった。

そう、ホントに楽しませてもらった。
いろいろ辛いことも話したけれど、がようしさんを出るころは
にこにこだったもんね。。
谷中は子供達の無邪気な声がそこかしこから聞こえてきて、
アートに溢れていて、楽しい街だった。
私の住む街も、こんな街にしたいなと夢みつつ、
帰りの新幹線では爆睡しちゃった。
まりちゃん、お付き合いありがとう♪
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- 2010/06/30(水) 20:09:50|
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東京2日目。
新宿伊勢丹はある事情からよく行くところ。
ところが、コレ!という服には巡り合わず。
階を移して、ガラスの売り場だと、あれもこれも
欲しくなる。ほとんど病気だ。欲しがり病。。。
ところが一番気に入ったのは、スイカのお皿。
わ~♪可愛い!と見入っていたら、作者のhukikoさんに
お声を掛けていただいたので、
ご一緒に友人の引越し祝いを選んでいただいた。
右下のソラマメのお皿。

このお皿、一筆で描いたソラマメが並んでいて、昔風の色合いなのにオシャレで
すごくセンスが良かった。
hukokoさんのご主人はガラス作家だというので、ご案内いただいたら、
ご主人のガラスも素敵!
ムリーニぎゅうぎゅうの作品、こういうの欲しかった!
散々迷って、ブルーとイエローに決定♪

ガラス作家のご主人とと陶芸家の奥様のご夫婦は、箱根の強羅でクラフトハウスを開いているそうで、
今度はそこにも行かなくちゃ!楽しみ!
その後、赤坂東急の地下のオリガミにてa'keeさんと合流。
たっぷりお食事のあと、池袋は日本伝統工芸館
→杉並公民館で友人のご子息のコンサート鑑賞
→高校大学時代の友人とのおしゃべり
とびっちりのスケジュール。
いやはや、私ってまだまだ元気なのね。
お付き合いいただいたa'keeさん東京のお友達 ありがとうございます。
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- 2010/06/27(日) 15:40:20|
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東京で2泊して、友人達に会ってきた。
仕事抜きでの東京は楽しい。疲れもするけれど。。
おーちゃんに会ったら、懐かしいブルズアイのキャップを被っていた。

おーちゃんはガラス友達わんこちゃんのカレシ。
皆でパロアルタ、ポートランドを旅した仲。
わんこちゃんが昨年旅立つ前、ガラス関係のものを、
私に遺すと言ってくれたのだけど、
今だ哀しくて受け取れないでいる。
わんこちゃんのこと、楽しかった旅行のことが、
このキャップを見たら溢れるように思い出され、
泣き笑いしてしまった。。
その後娘と待ち合わせて銀座へ。
ipodを使いこなしていないのは内緒にして、
ipadを話題にしたら、じゃぁ試してみようと、appleへ。
簡単簡単!ほらすぐ出てきた我がブログ画面。
銀座の皆様ごらんになってねと、そのままにして逃げてきちゃった。

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- 2010/06/25(金) 21:20:41|
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ガラスのピッチャーを見るときの思いは複雑だ。
目覚めのよい朝。緑を眺めながらの朝食。パキッとしたテーブルクロス。
美味しく焼けたパン。スクランブルエッグにはとろけたチーズが潜んでいて。。
みずみずしいサラダ。芳しいコーヒー。
そしてミルクとオレンジジュースのピッチャーが並び。。。
そういう朝が続くと思っていたのに、
今朝だって、慌てて作ったサンドウィッチを運転しながら頬張っていた。
いつか行ったパロアルトで泊まった小さなホテルの朝食こそ、
理想の朝食だった。
画像がないのが残念だけど。。
http://www.cowperinn.com/home.htmいつかの朝食のために用意してあるピッチャーだから、
決して花瓶などにはしない と決めてある。
今宵猫とオレンジジュースでも飲むか。。。

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- 2010/06/19(土) 20:49:57|
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他所では今や盛りと薔薇が咲き誇っているのに、
此処の薔薇は遅咲きで今やさかんと蕾を膨らませている。
私はいらっとして、鼻が膨らんでしまう。
今日また見に行ったら、ようやく咲き始めた廃墟を覆う薔薇。
今年も会えたね。。
この薔薇の枝はめきめきと伸びて廃墟を覆い、
開花の盛りには、桃色の薔薇が廃墟を覆いつくす。
廃墟を覆う薔薇の花。

私はこの逞しい薔薇が好きで、毎年その花の咲くのを心待ちにしているのだけれど、
桜の咲くのより楽しみなくらいだ。
その薔薇も、道路拡張とやらでもしかして今年で見納めかもしれない。
かたや、我が廃墟に咲く薔薇のランプは、たどたどしくも今宵も燈るから、こちらも健気。
ガラス胎七宝を習い始めたころに作った薔薇のランプだ。
モレッティの上に釉薬を置いて焼いたのだけど、
釉薬は充分洗っても、焼きあがったガラスを光にかざすとブツブツの粒子が汚らしいのが悲しくて、
おいおい泣いたっけなぁ。。。


明日はもっと咲いているだろう。。。


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- 2010/06/10(木) 20:32:17|
- ガラスを作る
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①信州のある町のあるお店で、私は柴犬の縫いぐるみを買った。
ドイツ製で手触りが良く、愛くるしくて、
縫いぐるみや人形には興味ない私なのに、一目で気に入ったものだった。
そこの女主人と話をしていると、唐突に私の掛けていたメガネのリードが気に入ったと言う。
ミルフィオリのビーズを繋げたものだ。
気に入ったから是非欲しいと言う。物交しようとまで言う。
それならばと、進呈した。オマケをつけてくれた。
②その方が教えてくれた食事どころを探したが見つからない。
ふと振り向いた時、そこを歩いていたご仁にその店の場所を尋ねたところ、
その店もよいけれど、もっと良い店があるという。
自分も今から行くので、よかったらどうぞ、と言ってくださったので、
ご一緒させていただいた。
カウンターのお隣で飲み食べながらお話するうち、
抱えている荷物は何かと問われたので、先ほど買った柴犬を見せてあげた。
すると、気に入ったといって抱きかかえたまま離さない。
終いに、私のものにしたいと言い出す始末。
困ったけれど、良い店を紹介してくれたお礼と思えば、、と差し上げた。
③今度はカウンターの中の女主人が、私の着けていたミルフィオリで作った
ペーズリー型のブローチを見せてと言う。
手にとって見たその人は、こんなブローチを見たことがない。
帯留めにもしたい。是非譲ってくれと言う。お幾らで?というけれど、
自分が作り、自分が着けているものをとっさに値段など言えるわけがない。
なんだかワケの分からないうちに、どうぞと差し上げてしまった。
クラフトフェアに出展すればよいのに。あなたなら絶対審査に通るわよ、
なんて言葉が嬉しかったんだ。きっと。。
ものの1~2時間のうちに、私は3つも人様に差し上げてしまっていた。
人の手にわたってしまったものを、懐かしんでも悔やんでも仕方ない。
それより、人はそう簡単に欲しい、譲ってくれなどと口にするのだろうか。
その土地の気質のせいにするつもりもない。
今でも狐につままれたような気分だ。
帰り道、東京の友人と会ってこの話をしたら、
「人がよいのも程がある!」と怒られた。
良い出会いだったと思うと言い訳したが、
物を強請る人が良い人なのかと反論された。
私はガラスで何かを作っても、藍學舎さんのほかにはお譲りしないし、
友人知人に差し上げることのほうが多い。
でも欲しいという前に、無理やり貰ってもらうことのほうが大抵で、
ガラスは私の道楽だと思うこの頃だった。
でも今回のことで、心底道楽者になりきれていない浅ましい自分が見えた。
道楽者の金持ちではないし、作家というほどの者でもない。
何もかも半端な私は何処に進めばよいのだろうか。。。
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- 2010/06/04(金) 21:47:42|
- ガラスの独り言
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幕張のkisz本社にガラス美術館があったころ、
たまの上京のついでに訪れては、ティファニーの大きなパネルの前に座り、
朝から日没までのガラスの移ろいを眺めては、ガラスの美しさに包まれていたものだった。
あの幕張にあったガラスたちは、その後売却され、日本画コレクションの資金となったそうで、
そんなことを聞き及ぶと、ガラスへの身贔屓からか、なかなか足が向かなかった
諏訪のガラス美術館。
今回私一人の貸切状態で、本館新館をたっぷり時間をかけて見ることができ、
ガレとラリックを堪能してきたけど、
とりわけラリックの素晴らしさ!
想像を超える謎だらけの技法と美しさ!
まさに絶句でした!
幸運だったのは、ラリックを一覧した後、
さらに、ボランティアだという案内の方に解説をしていただいたこと。
それによりさらに謎は深まり、芸術家の美への探求を思い知らされたのだけど。。
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- 2010/06/04(金) 18:14:16|
- ガラスの展示会
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