日々 ガラス とか。。

見たり、買ったり、作ったり、壊れたり。。あれこれ

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眼科のガラス

子供の頃、毎年冬になると眼科通いが続いた。
原因不明の瞼の縁の荒れだったのだけど、
なかなか治らなかった。

眼科に行くと、まずは目の洗浄。
瞼をめくられて、アンバー色のガラスの水差しから清水を注いでもらう。
頬の上に当てるように持った水受けに流れていく。
程よく温められた清水が気持ちよく、あっと言う間に終わるのだけど、
もっとしてくれないかと、いつも思っていた。
それから点眼。ガラス容器の蓋がスポイトになっていて、
そこから薬を注され、お終いはガラスの細い棒につけた軟膏を
すーっと瞼の縁につけ、湿った脱脂綿で目を押え、治療は終わり。

そんな眼科通いが長く続いた。
それがある年の冬、もう成人した頃だったかに、突然ぴたりと治まったのだ。
原因はスパイクタイヤだったとしか思えない。
その年からスパイクタイヤが規制され、スタッドレスタイヤに代わって以来、
ぴたりと私の瞼は荒れなくなったのだから。。

あれから眼科に通うことなど長く長くなかった。
それが昨年白内障の手術をすることになって、久しぶりに眼科を訪れてみたのだけれど、
あれまぁ~様子が全く違っていることに驚いたのなんのって。。
あの懐かしいガラスの目洗いの水差しや薬瓶の存在は無く、
変わって検査用精密機械がずらりと並んでいるばかり。
片目におしゃもじを当てて、上とか右とか当てる(?)視力検査もしないのだ。
皆機械が測ってくれるのだ。。


医学の進歩とともに、どこの医院からも消え去ったガラスたち。
今日ふらりと入った古道具屋さんに懐かしい目洗いの水差しをみつけ、
懐かしくて連れ帰ってしまった。
左の瓶は初めて見るものだったけれど、丸い蓋が面白いのでこれも一緒に。。


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  1. 2012/05/22(火) 20:36:34|
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工藝藍學舎(らんがくしゃ)さん

忙中閑あり 昨日は工藝藍學舎さんを訪ねた。

昨年末オーナーの笠原さんご一家が交通事故に合い2ヵ月以上休養を余儀なくされ、
ようやく再開したらしいとの風の便りを受けての訪問だった。
この間ホームページには「しばらくお休みいたします」だけ書かれ、
私はどんなに心配したことか。。


笠原さんと知り合った頃、私はガラスのアクセサリーを作りまくっては、
友人知人に差し上げてというか、押し付けて貰っていただいていた。
それ以前は雑貨屋さんなどに置いてもらうこともあったのだけど、
私にとってのガラスは、仕事の片手間の遊びでありストレス発散で、
それが注文に応えたりお金が絡んできたりで、仕事とガラスの二重にストレスを抱えることになり、
耐えられなくなってきたのだった。
深夜無心にガラスと戯れ、その結末をお世辞でも「いいね~」と言ってくさるかたに貰っていただく。
それがストレス発散だった。
そんなことをしている時期に、突然笠原さんご夫妻が私の元を訪ねてきてくれたのだった。
私が作ったアクセサリーが、どういう経路か奥様の冬実さんにたどり着き、
逆の経路で私のところを訪ねて来てくれたのだ。

今私のガラスは冬実さんの藍學舎さんに全てお任せしている。
価格も何もかも冬実さんにお任せ。遊びの産物の中から藍學舎に相応しいと思ったら送るだけ。
こんな楽なことはない。
こうして私は本業のストレスをガラスで遊びバランスをとってきた。

ところがここ数年本業が凄まじく忙しくなり、草臥れた体で深夜のガラス作業もままならずにいる。
このままではガラスから遠ざかってしまう。。。と焦り思う頃、決まって冬実さんから電話が入り
「どうしていますか?またガラスと遊んでください!」と励まされまたガラスをつくりだす。
冬実さんの声掛けは絶妙な間合いで、だから私はガラスを投げ出さず自分を取り戻すことができる。
私と私のガラスにとって、冬実さんは大切な人なのだ。

昨年10月には北杜工藝展に誘っていいただき、笠原さんご夫妻が選んだ全国の工芸作家さんのなかに
恐れ多くも参加させていただくという、貴重な経験もさせていただいた。
(でもね、いくら五十音順とはいえ、あの村山耕二さんの上に私の名前がある案内状を受け取ったときには、
あな恐ろしや~と卒倒寸前!)

ともあれ久しぶりに冬実さんにお会いして、美味しいコーヒーとお手製焼きプリンをご馳走になり、
またガラスと戯れる心を取り戻した、幸いな一日だった.私はね。
冬実さんご一家はぶつかられた挙句理不尽な道理に付き合わなければならず、
交通事故とはおこしてもおこされてもあってはならないのだとすくずく思った次第。
一刻も早い回復をお祈りいたします。




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  1. 2012/04/08(日) 12:27:35|
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ガラス愛生物愛

今日は興奮しちゃった。

本業のクライアントのお宅に伺ったら、
ご主人に「ね、ね、こんなの興味ある?」といって見せられたのが画像の標本棚だったのだから。
そこにはご主人が世界中を旅して集めた魂の抜け殻達が、
アルコールに漂いながらその美しい姿を残していた。
針の先程の指や美しい鱗を持つ蜥蜴だとか、巨大な百足だとか
人喰い鮫を手のひらサイズに縮小したような愛らしい鮫だとかを見ていると、
大自然に立ち向かう偉大な魂の宿った器だから美しくあらねばならなかったんだ、、
なんて思えてきて、涙がでそうだった。
生きとし生けるものは、それが抜け殻であっても美しい。

この前、都築響一さんの本にてヨーロッパの標本博物館のケースは木枠に
吹きの板ガラスが嵌っていて、そのケースも素晴らしい  と読んで
胸高鳴る思いをしたばかりだったので、
この日本楽器とプレートの貼ってある精緻な木製棚のガラスも、吹きの板ガラスに替えるべきだし、
ボトルもプラスチックからガラスのボトルに替えるべきだと提案したのだけれど、即座に却下。
そりゃぁそうだろう。ガラス愛生物愛が空回りしてしまうのだもの。
でも別れ際に、今度あなたのガラスコレクションを見せて と言ってくれたからやったね!

見せましょう!ガラスの底力を! な~んてね。


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  1. 2012/03/28(水) 21:27:02|
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ガラスの動物園

わかります?ガラスの動物園です。
知人のコレクションなのだけど、会う度に、
もう見飽きたからあげる、さっさと持っていって、と云う物の、
いざ話を進めようとすると、ちょっと待った!を繰り返す、
かれこれ20年もこの会話をくりかえしている私たち。
今日は思わず100万でどう?と啖呵をきったら、
即持っていきやがれ!とのたまうではないか。
でもゴメン、そんなお金ないし、、
彼女も手放すつもりはないのは重々承知乃介。
地震の時も必死で守ったのを知っているもの。
でも倒れたのを起こそうよ、ほこりを払おうよ。。
ってのも、かれこれ10年言っているな。。


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吹きガラスのケースに眠るもの

都築響一さんの「珍世界紀行ヨーロッパ編」が面白い。
(エログロ嫌いな人には向きません。あしからず。)

蝋人形館拷問博物館性愛博物館解剖博物館カタコンベ等等
ヨーロッパの珍名所をロードサイドムービーのように
訪れる写真集なのだけど、私がぐっと来たのは、
例えば18世紀に作られた、ウィーンの医学史博物館。

当時、標本といえば蝋人形だったそうで、その数1192点の
精緻かつ温かみのある人体標本蝋人形が、
木枠に手吹きのヴェネチアングラスの美しいケースに
収められているのだとか。

標本の技術も進歩しているだろうし、
デジタルな時代にに標本の役割も変化しつつあるのだろうけど、
タッソーの蝋人形館も元を辿れば標本というのは、興味ある世界だ。

時を経て今、歪んだ吹きガラスのケースの中で眠る人体標本が、
ケースとともに美しいと表現されるのだから、
ぜひとも見ておきたい所だ。
わくわくしてくる。

あ~ ヨーロッパに行きたい。








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ミーハーな性格と衝動的行動。
ヤブニラミでガラスを追いかける記。











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